子どものご飯

離乳食を食べない子。と、その後。

こんにちは!ママキコです。

皆さま、離乳食は順調に進んでいますか?初めて子どもの離乳食。何をあげるのか、どうやって作るのか、どのくらいの量を食べるのか、などなど分からないことだらけですよね。

ママキコの娘は結果的に1才4ヵ月まで、ほぼ何も食べてはくれませんでした。
その期間に食べたものといえば、みかんぐらい。赤ちゃんせんべいは、調子がいいと1枚食べるか食べないかくらい。おかゆも麦茶もだめ。栄養はほぼ母乳のみでした。病院で貧血を指摘され、赤い液体を飲ませる日々。苦労して作ってはぐちゃぐちゃにされ、捨てるだけの毎日。もう本当に心が折れました。そんな娘ももうすぐ3歳、今はというと、人一倍よく食べます!好き嫌いもほとんどなく、食べることが大好き!!野菜、お肉、魚、おやつ!!
あんなに食べなかった子が、、、と家族みんな今でも感心します。

離乳食の始まり

初めての子育て。離乳食を始めるための本を買い、基本通りに生後6か月0日でスタート
一日目は、定番の10倍がゆでした。毎日離乳食カレンダー通りに作り、おかゆ、人参、ほうれん草、魚や豆腐など、どれも嫌がって食べず全拒否。その後も食べ物に興味を示すことはなく、無理やり口に入れては嫌がって吐き出すの繰り返し。食べない子には食べるものだけ少量与えるなど本に書いていましたが、少量すら食べることはありませんでした。毎回嫌がるだけの離乳食が苦痛になり、友人や保健所に相談しアドバイスを頂くこともありました。
しかし、断固として離乳食を食べることはありませんでした

そして何も食べぬまま1か月以上経ったころ、もう食べてくれるならなんでもいいと思うようになりました。離乳食は毎日用意をし、時間になればあげていましたが、もう2口くらい試してダメならば撤収することに。もはや、お食い初めの儀式状態です。(笑)とにかく何か食べるものを探したくて、時間など構わずわたしが食べるものや果物、赤ちゃん用のお菓子など、とにかく『食べてみる?』とお誘いしていました。

初めて食べてくれたのは、みかん。生後7カ月が過ぎた頃です。抱っこしながらみかんを片手に持っていたところ、かぶりついてきたのでした。あーこれで娘はきっと食べるようになってくれるんだ!と思いきや、、、みかん以外は何も食べないままでした。

しばらく離乳食の儀式は続き、生後10カ月になったころ。ようやく日によっては数口なら食べるようになってきました。それでも全く食べない日の方が多い。すごくよく食べた日でもこんな感じ。全部で大さじ1弱くらいでしょうか。。

一番よく食べるのは、やっぱりみかん。赤ちゃんせんべいは半分ほどなら食べるくらい。お茶やお水、ジュースもダメでした。

そして食べない子はそのまま1才になりました。お誕生日に食べたのは、いちご一粒。
体重は小さめだけどもぎりぎり標準で、活発な娘でした。もうよちよちと歩き始めていました。ほぼ母乳だけで生きているのに不思議なものです。さすがに心配になりましたが、どうすることもできませんでした。

かかりつけ医で何度も相談するも、体重が少しずつでも増えていたので、問題ないとのこと。特に異常は見当たりません。しかし、ある日発熱で病院を受診した時のこと。血液検査の結果でたまたま貧血が発覚しました。
食べない子なので、よくよく考えると栄養が足りていないのは当然でした。すぐに貧血対策の薬が処方されました。1日2回、貧血の数値が回復するまで服用するように言われたのでした。ご飯を食べ始める前に口にするのはクスリ。母親として、これはとても辛く悲しかったです。

保育園に預けられない問題

保育園の連絡帳

育休を終えたママキコは仕事復帰のため保育園がスタートしました。まずは、慣らし保育。
面談でも食べないことを相談していましたが、実際保育園が始まっても、飲まず食わず。
保育園側も、しっかりお腹を空かせてから食べさせてみたり、色々と工夫をして下さったのですが、預けている間何も食べず。哺乳瓶では母乳も飲まず。『こんなに食べない子は、初めてです』と言われました。これでは長い時間の保育は不可能です。少しでも食べるようになるまでは4時間以上の保育は出来ないと告げられましたもちろん母親としても、それ以上預ける訳にはいきません。しかし、役所は一ヵ月以内に仕事復帰しないのであれば、退園になる可能性があるの一点張り。そして、ママキコは一旦短時間で仕事をさせてくれるところへ転職することになりました。

そして仕事に復帰できぬまま慣らし保育は、1か月間続きました。ようやく、ほんの少しならば食べてくれるようになり、9時30分~16時まで預けて働くことになりました。帰宅後は、家のドアをくぐるとすぐに授乳。お腹が空きすぎて、必死でおっぱいを飲む娘。こんなにお腹が空いているはずなのに何で食べないのだろう。。お茶もほんの少ししか飲まないので、おしっこの回数が激減しました。こんな娘を預けて働くことが、とても心が痛く辛かったです。

頻回の授乳と夜泣き

そして、1歳4カ月になりました。同じ年の子と比べるとまだまだ食べる量は少ないものの、娘なりに少しずつではありますが、食べる量は増えていきました。大体一食当たり、全部で大さじ2~3ほど。だけど身体は全く栄養が足りていなかったのでしょう。15分~30分に一度、母乳を欲しがるようになっていました。
また、保育園に行き始めて以来、風邪や胃腸炎など病気になることがしょっちゅうで、その度にまた全く食べない子になるのです。夜泣きは本当に酷いものでした。10分に一回泣く日も多々ありました。高熱をだして何も与えないわけにもいかず、仕方なく昼夜問わず頻回で授乳をする日々。1歳5カ月になるまで、3時間以上連続して眠れたことは一度もありませんでした。。。

断乳のタイミング

それでも体調の良い日は食べる量が少しずつ増えてきたころ。
母子ともにコロナの濃厚接触者となったことがきっかけでした。まだ隔離期間が10日間あったときのことです。もし、陽性になったら授乳できないかもしれない。幸い私も娘も体調が良く、家にこもることになったので、このとき断乳を決意しました。
1日目はもう24時間抱っこしていたといっても過言ではないほど大変でした。ずーっと泣き叫びながらおっぱいを欲しがり、疲れ果てて少し寝ては、すぐに起きて泣く娘。しかし、ここで断乳しなければいけないと強い思いだったこともあり、一度も母乳を与えることはなく、ひたすら抱っこをしながらあやし続けていました。『もっと美味しいものがたくさんあるんだよ。これから美味しいものを一緒にたくさん食べようね。ママ、〇〇と一緒に食べるのがとっても楽しみだよ。』と語り続けました。この言葉が自分にとっても一番強い気持ちでいられました。3日目には娘も理解したようで、母乳を欲しがらなくなりました。そして、この3日間であっけなく卒乳となりました。

すると、、、嘘のようによく食べる子に変身!

今まで離乳食を食べてこなかったので、急に食べ始めて大丈夫なのか逆にとても心配になるほどでした。そして、悩まされ続けていた夜泣きも激減しました。今までお腹が空いてしっかり眠れなかったんだね。断乳は大変でしたが、隔離期間があって本当に良かったです。

これ以来、体調が悪い日を除いては、本当によく食べる子になりました。食べものへの興味もすごく、まさに『食べるのが好きな子』へと成長しました。
2歳10カ月になった今では、焼き魚、小松菜やピーマン、など子供が好まなさそうな料理もバクバク食べて美味しいね!と言います。テーブルにご飯を並べると一目散にかけつけて、食べていい?といいながらすでに食べています。(笑)

食べない子。こんなに変わるものかと今でも驚きます。保育園の先生も、あんなに食べない子だったのに、、、今日はおかわりたくさんして、止めました(笑)と言われる日も!

今、食べない子を育てているお母さん。ほんっとうに大変ですよね。わかります。
いつまで食べないのかな、、と不安になりますね。「一生食べない子はいない。」とか、「美味しくないご飯つくってるからじゃない?」だとか。ママキコも何度も言われてきました。
しかし、食べない子に毎日一生懸命向き合って、何度も葛藤して、忙しい中食べないご飯を作って、お母さんはいつも子どもの健康のために試行錯誤しながら、本当に頑張っています。
残念ながら、食べてくれるようになる方法は、子どもが食べる日までお母さんが頑張り続けるしかないのだと思います。

だけど、食べてくれるようになったとき初めて、あーあたし頑張ったなって思える。
自分をせめず、子どももせめず、ただただその日が来る日を楽しみに過ごしてほしい。
ママキコはそう思います。

思い返せば、とにかくよく吐く子どもだった

産まれて間もないときから、娘は本当によく吐く子でした。それも滝のように吐く。
一人目だったので、こんなに吐くのは普通なのか、よく分かりませんでした。
助産院さんの家庭訪問時に、小さめで生まれた女の子はよく吐くと言われたので、あまり気にはしていませんでしたが、今思えば、1歳を超えてもよく吐く子でした。
きっと消化器官が未熟だったのかな。今はそんな風に思います。だとしたら、栄養不足になることを以上に、食べることで身体に負担がかかったのかもしれない。

色んな情報が溢れる中でも、成長はやっぱり人それぞれ。マニュアル通りにはいかないことだらけです。ましてや初めての子育てだったし、病気と個性の境目も難しい。
不安になることは、調べるだけ調べて、聞けるだけ聞いて、あとはもう目の前の子どもをしっかり見守りながら、子育てを楽しむのが一番だなと思います!

きっと大丈夫。母、今日も頑張って!!

それでは、また!

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