こんにちは!ママキコです。
ママキコは、旦那と付き合い始めた頃、お味噌汁を作って衝撃の一言を言われました。
「ママキコちゃん、ほん〇しは、出汁ではないよ。」
え、、、、、、、???思考停止。ママキコ母は、いつもほん〇しのお世話になっていました。
同世代の方では、同じような家庭で育った方も多いのではないかと思います。
それがママキコの当たり前だったので、”出汁をとる”なんてこと、考えたこともなかったのです。しかし、彼は味噌汁を飲んで、すぐに気づきました。…これ、出汁取ってないよね、と。結婚して知ったのですが、旦那のお母さんは、人口的な食べ物を極力食べない人です。
小さい頃から、出汁で育った旦那には全く違うものだったようです。
それからママキコ25歳の一人出汁修行が始まりました。
それは本当に1からのお勉強。出汁ってなんだ、、、とネットで調べるところから。本を買ったり、色んな出汁を違った方法で取ってみたり。今ならあたしも言えます。ほん〇しは出汁ではありません。出汁の味に似せたものです。今思うと好きな人のためってなぜあんなに自分で気づかぬ努力ができるのか、不思議なものですね!そして今となっては、出汁は当たり前にとるものになりました。
ママキコの一人修行の成果を皆さんにお伝えします。
結論、出汁はとても簡単です。が、なじみのない人には正解がよくわかりません。
すでに出汁を取るのが当たり前な人にとっては、何この記事?当たり前なんだけど!
と突っ込まれるかもしれませんが、初めての人にとっては、とても難しいのです。
なので、あなたがママキコのように遠回りせず、今日から出汁をとれるようにこの記事を書きます!!
ママキコ流、出汁3選!
①いりこ(にぼし)出汁
使う料理…味噌汁
【だしの取り方】
1.鍋に水を入れる。煮干しを入れて、30分程度置いておく。
(大体200mlに対し、4~5つくらい)
2.火にかけ、グツグツ湧いてきたら火を止める。そのまま3分程置いておく。
3.煮干しをすくって取り出す。
以上!
時間がないときは、すぐに火にかけ、グツグツしたら火を止めて蓋をし、可能な限り時間を置いておけばOK!
味噌は出汁入り(?)のものではなく、米や麦や大豆、麹、塩だけといったシンプルな材料で作られているものがおすすめです。出汁の利いたお味噌汁、お野菜もたくさん入れて飲めば、栄養満点!残った分は朝ごはんで飲むと手軽に立派な朝食になりますよ。
娘は味噌汁がだーいすき、そりゃあもうがぶがぶ飲みます。現代っ子が味噌汁離れしているのはだしをしっかりとっている家庭が減ったからかも?!
②昆布だし
使う料理…おかゆ、湯豆腐、しゃぶしゃぶ
【だしの取り方】
1.鍋に水を入れる。昆布を入れて、30分程度置いておく。
2.火にかけ、沸騰する前に火を止める。そのまま3分程置いておく。
3.昆布を取り出す。
以上!
昆布は日高昆布がおすすめです。出汁にも使えるし、煮物にも使える昆布だから。
出汁をとった後に、刻んで切干大根や五目豆に入れておけば食品ロスも防げて栄養もとれますよ!
③かつおと昆布の合わせ出汁
使う料理…煮物全般、おでん、うどん、すまし汁、茶わん蒸し、雑炊など
【だしの取り方】
1.鍋に水を入れる。昆布を入れて、30分程度置いておく。
2.火にかけ、沸騰する直前に少し水を足し、温度を下げてからかつおを入れて3分ほど火にかける。この時沸騰させないように注意!3分後に火を消して、そのまま3分程置いておく。
3.昆布とかつおをキッチンペーパーを敷いたザルにあけ、出汁を取り出す。
以上!
3の工程が面倒な方は、お茶パックの使用がおすすめ!かつおをお茶パックにつめて最後は取り出すだけでOK!出汁がたくさん必要ない(200ml程度)の場合は、これがとても便利!
青菜の煮浸しやひじき煮を作るときは、ママキコはそうしています。
いかがでしたか?とっても簡単ですが、慣れるまでは少し面倒かもしれません。
しかし、和食の基本のお出汁、和食を作るからには絶対習得したいものです。
もちろん健康的にもいいですが、“うまみ”の分かる人になって、料理の腕が上がること間違いなし!!
おまけに手作りふりかけ
残ったかつおと昆布の出し殻は、細かく刻んでごま油で炒め、砂糖・みりん・醤油で炒めて仕上げにゴマをふれば、簡単手作りふりかけになりますよ。
それでは、また!