言葉・マインド

No worries!甘え下手なあなたへ『気を使う』のではなく、”思いやり”を持ってみて。

この言葉のストーリー

オーストラリアでホームステイをしていた時のこと、とても親切なホストファミリーの元に滞在していました。
ママキコはずっと甘えることがとても苦手でした。なんだかとっても気を使ってしまうから。親切なホストファミリーは、車での送り迎え、ご飯の支度や洗濯などの身の回りの世話など、当たり前のようにしてくれました。このころママキコ24歳、20歳から一人暮らしをしていたこともあり、自分の身の回りのことは自分でするのが当たり前。しかし、ホスト先は他人のおうち、ましてや外国なので、使い方など分らぬことばかり。親切なホストファミリーが本当にありがたかったのに、気を使って素直に喜べなかったのです。
そんな時、ホストマザーはいつも『No worries!(ノーウォーリーズ)』と言います。シドニーでは、この言葉をとてもよく使います。worry(心配)しないで。というのが直訳ですが、気にしないで!全然大丈夫ー!といった感じ。 毎日10回は聞くんじゃないかってくらい、本当によく使います。

No worries!を毎日聞きすぎた結果、ママキコの心に変化がありました。なんと気を使うこと自体が、申し訳なくなったのです。。。相手は全く気にしていないばかりか、むしろいいことをして気分が良くなっている。にも関わらず、なぜ私は申し訳ない気持ちになっているんだろう、と思うようになりました。ならば、”『気を使う』のではなく、”思いやり”を持とう”。“思いやり”は、広辞苑では「まごころ、相手の立場で考える」とあります。

もしあなたが、甘えられずに苦しんでいるならば、思いやりを持ってみてはいかがでしょうか。あなたに良くしてくれた相手はきっとハッピーな気持ちになっている。
もうその後は『ありがとう』と心から感じるだけで、きっと十分なのです。

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